ジェネリック医薬品の製造工程

当社グループは、設立から今日に至るまでに培った豊富な経験と技術を活かし、医薬品原料である原薬の製造・販売に加え、製剤の製造・販売も行っており、原薬から製剤までの一貫した製造が可能な体制のもと、国内外の医薬品メーカーと幅広く取引を行っております。

ジェネリック医薬品の製造工程

高薬理製剤

ジェネリック医薬品においても、抗がん剤等の高薬理活性製剤の市場拡大が見込まれています。
高薬理活性製剤とは、「ある種のステロイド類、抗がん剤のように、少量で人体に強い薬効を与えるもの又は毒性を有する物質等」を意味します。
そのため、高薬理製剤は一般製剤と異なり、特別な製造施設を採用しています。あらゆる段階に置いて最も求められることが、封じ込め対策です。作業者への曝露防止、そして環境への配慮が重要となります。

そこで、当社では製造設備と空調設備、そして更衣、運用といったハードとソフトを組み合わせた封じ込め対策をICHガイドライン、欧米の最新のガイドラインに基づいて設計し、運用しています。例えば、製造室を最も陰圧にして、その周辺を製造室より陽圧に設定することで製造エリアの封じ込めを実現しています。

高薬理活性製剤の市場拡大を見据えて、高薬理活性物質に特化した専用製造設備を有する当社では、製造従事者に健康被害を与えない安全衛生の設計に配慮し、大気や排水など環境に影響を与えない封じ込め施設の開発を進め、高薬理活性医薬品の開発と製造、製造体制の強化を図っています。

高薬理製剤