研究開発職:先輩社員インタビュー

研究開発職:
先輩社員インタビュー

先輩社員インタビュー

先輩社員インタビュー

事業の海外展開や新プロジェクトに参画、
研究開発の最先端にいることを誇りに思います。

C Y さん
研究開発本部 原薬研究室(2012年入社)

小矢部市在住 院卒

入社の動機と仕事内容

「新薬(先発医薬品)」と同等またはそれ以上の品質を有するジェネリック医薬品を開発

大学では有機化学を学びました。当社はジェネリック医薬品を製造している製薬メーカー。自分が習得した有機合成の知識を生かせると思い、応募しました。面接では業務内容を聞いて興味を持ちましたし、プライム市場上場企業なので経営基盤も盤石で将来性も感じられたので入社を決めました。
入社以来、研究開発本部に所属しています。研究開発本部は物性研究室、製剤研究室、開発推進室、原薬研究室の4グループ体制で構成されており、私は原薬研究室に在籍しています。基本的には市場のニーズや情報をいち早く察知しながら、先発医薬品に勝る品質、効率的な合成法による製造コストの削減、低エネルギーな製造法による環境負荷低減を目指し、原薬を開発しています。多岐にわたる合成ルートの中から、最適な合成法を模索する過程で、新しい発見が見えてくることが魅力。当社に入社して以来、ますます研究開発の面白さを実感しています。

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先進技術

製薬業界を先駆ける新技術“原薬フロー合成・連続生産”の研究開発

2020年から「原薬フロー合成・連続生産プロジェクト」に携わっています。これは当社が中期経営計画における経営戦略の柱として立ち上げたプロジェクトの一つで、従来、大規模なバッチ法で製造していた原薬を、フロー法を用いた連続生産方式へ転換することで、「必要なものを必要な時に必要な分だけ」製造する新技術です。フレキシブルな生産方式を兼ね備えたこの技術は、製造設備の省スペース化や省エネルギー化が図れることに加え、製造コスト低減、安全性向上、環境負荷低減も期待できる先進的な製造法。これまでの少量多品種でかつ合成の難しい医薬品を、安価でスピーディに作れるようになります。現在は実装設備の稼働を実現しようと、プロジェクトメンバーが一丸となって取り組んでいます。
研究開発は時間のかかる仕事です。結果が出るまで何年もかかる場合もあります。そんな中で集中力を維持し、研究者としての責務を果たすには何事にも屈しない根気強さ、物事を多面的に捉える柔軟性、さらにはひらめきやセンスも必要だと思います。自分も技術の維持・発展を追い続ける研究者になりたいと思っています。

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海外進出

中国のグループ会社を管理するため、中国語をマスター

数年前から、中国・安徽省にある関連会社の運営指揮を担っています。当社はその関連会社に原薬の製造委託をしており、将来的には、当社の品質レベルで製造した医薬品を中国という巨大マーケットで流通させたいという展望があります。
しかしながら現実はそう甘くはありません。日本と中国では考え方も、価値観も、法律も違うので、意思疎通の難しさを実感しました。円滑なコミュニケーションを図るため、中国語の習得にもチャレンジ。毎週1回、中国語講師を招いてレッスンを重ね、約1年半で中国語検定「HSK3級」を取得しました。ある程度のビジネス会話ができるレベルです。
おかげで新しい言語を学ぶ機会を得ましたし、中国人と仕事をすることで今までにない視点を持つこともできました。こんなグローバルな仕事をするチャンスを与えてくれた会社には、本当に感謝です。

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オフの過ごし方

自宅から会社まで結構な距離があるので、マイカー通勤で往復2時間ぐらい。ですから平日はあまり時間にゆとりがありません。休日は自宅で家族とのんびり過ごしたり、趣味のフィッシングを楽しみリフレッシュしています。


こんな人と一緒に働きたい

大学と違い、企業の研究職はクライアントありきの仕事なので、納期やコストとの兼ね合いが大事。でも、その辺のバランス感覚は実践を通して養われるものなのであまり心配ないと思います。個人的には何か一つでいいから専門領域に長けた人、貪欲な探求心をもった人と一緒に働きたいです!

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